株式会社鈴木油脂は、食用油脂の製造販売処理に係る業務を柱に資源の有効活用と循環型社会の形成を目指し、「地域社会との共生」を経営理念とし、地球環境の保全と環境負荷の減少に向けて全社一丸となり、継続的に努力致します。
16.06.01改訂 ※6月1日より、2015年版で運用をスタートしています。
当社では事業活動を行うにあたって関係する環境法規制を登録簿にまとめております。登録簿は随時、見直し改定しております。
バイオ燃料の原料について、熱帯雨林や泥炭地をプランテーション化した生産物(パームバージン油等)ではなく、かつ、化石燃料と比較して温室効果ガス排出量が大幅に少ない燃料であることを証明する認証制度です。
欧州委員会は、バイオ燃料の持続可能な生産・供給を確保するため、ISCCなどの7つの認証機関を認定しました。
バイオ燃料は、化石燃料に代わる環境に配慮した燃料として注目されていますが、その原料調達のために熱帯雨林や泥炭地をパーム油やサトウキビのプランテーションに転用することは、生態系や生物多様性を損なうため、持続可能とはいえません。
そこでEUは、バイオ燃料の生産およびサプライチェーン全体の持続可能性を確保するため、生物多様性に富み、炭素貯留機能の高い土地で原料を生産しないことや、生産チェーン全体における温室効果ガスの排出を化石燃料に比べ35%以上削減することなど、バイオ燃料の高い基準を設けています。
欧州域内では、輸入燃料も含め、ISCC等の認証を受けていない燃料は持続可能な燃料として認められません。
弊社では、バイオディーゼル燃料の規格原料である油脂(100%使用済み食用油)を製造するため、第三者検証・認定機関である『Control Union 』に認証申請し2014年に取得しました。その後毎年審査を受けて継続しています。
日本企業ではほとんど認証がされておらず、世界的にも、使用済み食用油由来のバイオディーゼル燃料は例が少ないものです。