「緊急事態対応定期テスト」および「避難・防災訓練」のご報告

9月26日(金)に本社工場にて「緊急事態対応定期テスト」および「避難・防災訓練」を実施いたしましたので、ご報告いたします。本テストは、ISOの緊急事態対応手順に基づき、手順や対応内容を正しく理解し、的確に行動できるかを確認することを目的としています。また、避難・防災訓練も同様に「決められたことを確実に実行できるか」を重視し、実践的な訓練を行いました。

今年は、人命救助訓練や新たなシミュレーションを取り入れ、より現場に即した内容で実施しました。

 
■ 緊急事態対応定期テスト
【シミュレーション1:トラック庫内での油流出事故】
 
 
通行人負傷を想定し、救急要請から油処理・報告までの一連の流れを確認。初動対応の速さと判断力の重要性を再認識しました。
 
【シミュレーション2:台車での斗缶運搬中の流出事故】

 

一斗缶の固定有無による事故リスクを比較し、「バンド・ベルト固定の徹底」が事故防止に直結することを共有しました。

 

【シミュレーション3:工場内でのフォークリフト運搬事故】

 

操作ミスによる大量流出を想定し、安全確保を最優先に工場メンバーで対応。現場の連携力強化につながりました。

 

■ 避難訓練・防災訓練

 

今回は初めて安全衛生委員会主導のもと、各部署で「業務中の地震発生」を想定して訓練を実施しました。​​​​​​​

事務所・外出中・工場作業中それぞれの状況に応じた避難行動を確認し、消火器や担架の使用方法を訓練しました。防災意識の向上と、緊急時に迅速かつ安全に行動するための知識を改めて確認する良い機会となりました。
 
 
 

 

 

今回の「緊急事態対応定期テスト」「避難・防災訓練」を通じて、私たちはあらためて次の点を学びました。

  • 何よりも人命を最優先に行動すること
  • 初動対応の迅速さと正確さ
  • 安全な避難手順の徹底
  • 日常業務における安全意識の継続的な強化

テストや訓練で出た改善提案は、今後の取り組みに反映し、より安全で確実な対応ができる体制づくりにつなげてまいります。